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シンプルなウエディングケーキの決め方|装花・会場・写真映えから考えるデザインの整理術

「シンプルなウエディングケーキにしたい」と思っていても、打ち合わせで装飾の量や色、形について聞かれると迷ってしまいがちです。この記事では、結婚式の情報記事で紹介された3組の先輩カップルの事例をもとに、装花や会場の色との合わせ方、形とクリームの仕上げ、演出との関係を整理します。費用は各事例の数字として紹介するにとどめ、相場としては扱いません。
シンプルなケーキは「何を引き立てるか」から決める
装飾を絞るといっても、要素をただ減らすだけでは物足りなく見えることがあります。一つ目の事例では、生花とフォルムを引き立てるために、クリームをあえてシンプルなベタ塗りにしました。ケーキは丸形の2段で、上段と下段のサイズを変えずに、位置をずらして配置しています。
三つ目の事例では、表面の生クリームをつるんと滑らかに仕上げ、丸いフォルムで柔らかさを出しています。仕上げ方は事例ごとに違いますが、装飾を絞るなら、何を一番見せたいかを先に決めておくと、ほかの要素を削る判断がしやすくなります。
装花・ブーケ・会場の色と合わせる考え方
一つ目の事例では、装花やブーケに合わせ、カラーなどの生花をケーキに飾りました。二つ目の事例は装飾を花だけに絞り、会場の外壁と同じオレンジ色の花を流れるように配置して、ナチュラルな雰囲気を目指しています。
三つ目の事例では、コチョウランと金箔を組み合わせています。装花やブーケに合わせて花を選ぶ、建物の色を基準にする、異素材をアクセントに加えるなど、同じシンプル路線でも花や色の決め方は事例ごとに異なります。打ち合わせの前に装花やブーケ、会場の写真を並べて見比べておくと、ケーキの飾りを考える手がかりになります。
形と仕上げで変わる写真の印象
装飾を絞るなら、写真に写る形にも目を向けてみましょう。一つ目の事例で段をずらして配置したのは、丸形2段のケーキをしっかり映えさせるためでした。三つ目の事例では、滑らかな表面と丸い形で柔らかな印象に仕上げています。
三つ目の事例の当事者は、イメージ通りの仕上がりで、写真を見返すたびに嬉しくなると振り返っています。当日の見た目だけでなく、後から写真で見返すことも意識して形や仕上げを考えるのも一つの視点です。
演出と場所に合わせてケーキの種類を考える
一つ目はホテルでの生ケーキで、ファーストバイトとサンクスバイトを行いました。三つ目は専門式場での生ケーキで、ケーキ入刀とファーストバイトを取り入れています。
二つ目は邸宅でのイミテーションケーキで、ケーキ入刀と両親のお手本バイトを演出に選びました。挙式後にはガーデンでケーキ入刀を行い、盛り上がったといいます。どこでどんな演出をしたいかを先に考えておくと、ケーキの種類を相談するときの材料になります。
3つの事例の費用はあくまで参考に
各事例の費用は次のとおりです。ホテルでの11月の結婚式に使われた60人分の生ケーキが約9万6000円(1人あたり約1600円)、邸宅での10月の結婚式のイミテーションケーキが約6万円、専門式場での10月の結婚式に使われた70人分の生ケーキが約8万4000円(1人あたり約1200円)でした。
会場タイプやケーキの種類など条件がそろっていないため、この3例から一般的な相場を読み取ることはできません。実際の金額は、会場やケーキの担当者に見積もりで確認してください。
打ち合わせ前に会場へ聞いておきたいこと
生花の扱いや持ち込み、ケーキの設置場所などの条件は会場によって異なる可能性があり、紹介した事例がそのまま当てはまるとは限りません。事例を参考にしながら、次のような点を事前に確認しておくと安心です。
・ケーキに生花を飾れるか、装花やブーケと色や花材をそろえられるか
・ケーキに使う花を持ち込めるか、持ち込む場合の条件はあるか
・ガーデンなど屋外で入刀できるか、ケーキはどこに設置するか
・生ケーキとイミテーションケーキのどちらに対応しているか、ゲストへはどのように提供するか
・段の配置や表面の仕上げについて、見本写真を見せながら相談できるか
主役を決め、色の基準を決め、演出と場所に合わせて種類を選ぶ。この順番で整理しておけば、装飾を絞ったケーキでも自分たちらしさを伝えやすくなります。
Zexy